私たちが生活をしていく上での色々な付き合いがあります。それはどんな付き合いなのでしょうか。

 ☆大自然との付き合い

 赤ん坊の時から誰でも大自然とは切っても切れない生活をしています。その、自然はどんな変化があるでしょう。又その変化によって生活はどう変わるでしょう。

 ☆人間社会の付き合い
 人間一人では生きてゆけません。家庭、学校、友達等みんなして力を合わせて生きて行きます。その中の意思や情報を伝えるものに文字や言葉があります。
 
 この二つの変化や感情を組み合わせて五・七・五の長句と七・七の短句を交互に組み合わせてひとつの形に仕上げたものを「連句」といいます。
 
 「連句」の形には三十六句で仕上げる「歌仙」その半分の「半歌仙」二十四句の「短歌行」一番短い三句の 「三つ物」等まだまだあります。

 この形を仕上げるために何人かが知恵を絞りお互いに協力し合って一句ずつすすめるわけです。

 特に自然の中では「月・花」を中心に考えます。
 また、人間だけが持ちうる「恋心」を大切にしてこれらの句を必ず付けることも忘れてないけません。自由に感じたまま、思いついたままを長句、短句に並べてみましょう。
 
     
 
 
 
 

 色々な文芸の中でも「連句」程人の心の深いところから生まれたものはありません。その心の入口を探ってみましょう。

     付き合い

 人間誰でも付き合うと言うことを避けては生きてゆけません。人間同士、自然現象、自分自身。それらの付き合い方を全て表現したのが「連句」なのです。 付き合いは「付け合い」から生まれた言葉だとも言われております。連句を巻いてゆくためには前の句に対して席を同じくする連衆が次の句を付け会うことから始まるわけです。お互いが付け合うことすなわち付き合いにつながるわけですね。

     気遣い

 社会生活に於いても色々な気遣いがなければなりません。付き合う上で最も大切なことはやはり気遣いではないでしょうか。お互いが好きなことを言い出しては纏まる話もまとまらなくなってしまいます。連句に於いてもこの気遣いが非常に大切な要素になって参ります。

     規則

 何をするにも規則(ルール)が必要になります。連句ではこのルールのことを式目と言い、式目に従ってすすめてゆくわけです。式目だけでは形だけの内容になってしまいますのでこれを噛み砕いて裁定する役割が必要になります。 これを「捌」と言います。捌の言うことに従って付け合った句を決めてゆくわけです。社会組織の原型みたいですね。

     興業

 こうやって連句は始まるわけです。これを「興業」と言います。何人かのグループで形成されます。これを「座」と言います。この座に座った以上はみんな平等です。同じ時間と空間を平等に共有し合うからです。ここにまた連句の原点があります。

     季節感

 連句は発句から始まります。この発句が独立して今の俳句になって一人歩きを始めたわけです。ここで大切なのが季節感です。その刹那の季節感を捉えて五・七・五に並べるわけです。しかも挨拶の心を忘れてはなりません。

 どんな季節の言葉があるかは日常生活でもある程度は理解しておりますが、普通は歳時記を見て季節の言葉すなわち季語を見つけることになります。これが連句の入口です。家で言えば玄関になります。
 こうして楽しく長句(五・七・五)短句(七・七)と並べ進めます。
 
     
 
 
 
 

 付け句については様々な角度から考えなくてはなりません。表、裏と進むに連れて題材が尽きてしまいそうになります。そこで、付け句の題材はどんなものがあるかを考えてみましょう。

    ☆ 人間界
 衣食住ーファッション・料理・台所・住宅等に関するもの
 スポーツー球技・格闘技他
 芸術、文化ー絵画・彫刻・書道・小説・サークル
 宗教ー神仏・神社・仏閣・教会等宗教に関するもの
 時事ー世の中の動き。政治・経済
 科学ーサイエンス全般
 教育ー学校・学生・教育現場
 病体ー病気・病院・健康・けが
 趣味ー旅行・釣り・工芸
 固有名詞ー地名・人名・外国
 産業ー農業・鉱工業・商業
 乗り物ー船・自動車・機関車・飛行機・自転車
 歴史ー遺跡・過去の出来事
 その他ー行事・夢・博打・金銭・酒・行楽・仕事・恋愛

 文字ー数字・カタカナ・外国語

 

    ☆ 自然界
 季節ー春・夏・秋・冬等の季節感
 動物ー鳥・獣(四つ足)・虫・魚他
 植物ー木・草・菌類・藻他
 鉱物ー石・土他
 天象ー天文(星や天体)・気象(雲風雨等)
 聳え物ー山・岩
 水辺ー川・海・湖
 天災ー地震・火山噴火・嵐
 その他ー自然現象
 
 以上列挙してみましたが、数え上げればキリがありません。兎に角同じ発送が重複しないよう心がけることです。
 
     
 
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